概要
Document AIは、アップロードされた書類ごとに2層のルールに基づいてステータスを生成します。書類ごとのステータスは、却下 > レビュー中 > 承認済みの優先順位で統合され、機能のステータスになります。- 基本ルール:組み込みのチェックです。それぞれ設定可能なアクション(
DECLINE、REVIEW、NO_ACTION)に対応付けられます。 - カスタムステータスルール:抽出された任意のフィールドに対して独自に設定する条件です。他のステップとの相互参照も含められます。
基本ルール
以下の各ルールは、抽出とフォレンジック分析の過程で自動的に検出されます。各ルールのアクションは、Document AI機能のルールタブで設定します。
氏名の不一致チェックでは、書類で氏名として指定したフィールドを検証済みの対象と比較し、0〜100のスコアを算出します。個人(KYC)ワークフローでは、検証済みの本人確認書類(およびセッション作成時に指定した想定情報)と比較します。企業(KYB)ワークフローでは、検証済みの企業(登記情報と照合された企業、または想定される企業名)と比較します。しきい値は
document_ai_name_match_score_thresholdで設定します。
カスタムステータスルール
カスタムステータスルールを使うと、抽出されたフィールドに対する条件が満たされたときにステータス(Approved、In Review、Declined、No Action)を設定できます。各ルールの形式は次のとおりです。
value_type: "field"を設定し、valueに別のフィールドパスを指定します。
DeclinedやIn Reviewを緩和することはできません。No Actionのルールは記録されますが、ステータスは変更されません。
抽出されたフィールドは、各フィールドに設定した
keyを使い、document_ai.<field_key>として参照できます。数値と日付のフィールドでは比較演算子(greater_than、less_than、日付範囲)を、テキストのフィールドでは等価比較、contains、fuzzy_matchを使用できます。